【秋の食材と、秋の行事食を知ろう】旬の食べものは栄養たっぷり!

秋は空気が澄み渡り、爽やかな風が吹きます。植物は色美しく高揚し、昆虫たちはにぎやかな音色を奏でます。

「食欲の秋」といわれるように、秋にはたくさんの食材が実りを迎え、食卓を飾ります。

さつまいも

秋に収穫されます。天ぷら、煮物、焼き芋の他に、スイートポテトなどのお菓子にもなります。

主成分はでんぷんです。このでんぷんが加熱から、本来熱に弱いビタミンCを守ってくれるといわれています。
食物繊維も他の野菜に比べて多いわけではありませんが、焼き芋などでは一度に食べる量が多いため摂取しやすくなっています。

先生
さつまいもは寒いのが苦手!冷蔵庫は傷みやすいので冷暗所で保管しましょう

秋に実る木の実です。茹でてそのまま食べたり、炊き込みご飯や羊羹などのデザートにも使われます。

疲労効果のあるビタミンB1が豊富に含まれています。さつまいもと同じようにでんぷんが加熱からビタミンCを守ってくれるため、摂取しやすいです。

先生
ツヤがあってふっくら丸みのあるものを選びましょう。小さな丸い穴があるものは中に虫が入った可能性があるので避けましょう

にんじん

甘味と歯ごたえがあり、天ぷらや炒め物、サラダ、ジュースなどにします。

緑黄色野菜で、オレンジの色素はβカロテンです。強い抗酸化作用をもっています。またカリウムも豊富に含まれています。

先生
オレンジが濃く、つやのあるものを選びましょう

ぎんなん

秋に実るイチョウの実です。実はオレンジ色で食用には向きませんが、種子は美味しいです。
炒ってそのまま食べたり、茶わん蒸しやがんもどきなどの具に使います。

でんぷんやミネラルが豊富で、カロテン、ビタミンCも含まれており、栄養価がとても高いです。

先生
たくさん食べると中毒症状が出ると言われているわ。特に5歳未満の子供は注意が必要ね。

まつたけ

秋に採れるきのこで、秋の味覚の代表です。香りが豊かなので、炊き込みご飯、吸い物、網焼き、土瓶蒸しなどにします。

しめじ

味と歯ごたえがよく、和え物、ソテー、煮物など様々な調理法で楽しめます。

ぶどう

香りと甘味が強く、粒が小さいものや大きいものがあります。

かき

秋に、甘く食べごろになります。ビタミンCが豊富に含まれている果物です。独特の食感が楽しめます。

イワシ(マイワシ)

栄養豊富で、刺身、酢の物、つみれ、煮物、焼き物、揚げ物など、幅広い料理に使われます。

サバ(マサバ)

鮮度が大切な魚です。刺身、しめさば、塩焼き、味噌煮などに使われます。

サケ

脂がほどよくのり、ソテー、ムニエル、フライ、マリネなどに使われます。

サンマ

秋を代表する魚です。脂がよくのっていて、塩焼きなどにします。

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