たかがプリン、されどプリン。
プリンは、プルプルのプッチンプリンタイプが好きか、昭和レトロと言われる固めの焼きプリンが好きか。
自分はどちらでもよかった。
もはやこの2タイプはプリンといえど調理法が違うので、別の料理だって言ってもいい。
それぞれの良さがあると思うから、時と場合によってどちらも美味しくいただけると思う。
だがしかし
母になると栄養価をつい考えてしまうものだ。
そうすると、ただ糖分の補給をするより、たっぷり卵と牛乳で固めに作られたプリンの方が、タンパク質とカルシウムも摂れて一石二鳥と思うのである。
だから我が家は買うなら焼きプリンタイプをよく選ぶ。
幼児がいるので3連タイプがサイズ的にもちょうどよくて重宝している。
朝のデザートはヨーグルト、おやつか夕飯のデザートをプリンにするなど手軽にタンパク質を補給できる小分けデザートは本当にありがたいものだ。
3連パックにも違いが
そうして3連タイプのプリンをよく購入するようになって思ったことがある。
百聞は一見に如かずで画像を載せる。
パッと見は、似ているのだが、横から見るとこうも違う。
充填の仕方が。
左の焼きプリンには空間があり、右のプリンは蓋まで充填されている。
(ちなみに左が75gで右が85gだ。価格差があるので量については触れない)
焼くか蒸すかの違いで空間のあるなしが決まっているような気がする。
味もどちらも好きだ。
しかしここで幼児の母親視点だと圧倒的に左を選びたくなってしまうのである。
それはなぜか。
幼児には空間…上に余白が欲しい
まずフチのスレスレまでプリンがあるというのは、こぼさず食べられる人には嬉しい限りだが、幼児はまずこぼしてしまう。
プリンをすくった、その瞬間に反対側へボトリといくやつである。
だから蓋を開けた時に『ゲッ』と思った、子供には食べにくいやつ・・・と購入を少し後悔した。
また、幼児はよくお腹を壊すので、食後のデザートにビオフェルミンを加えることもしばしば。
これまた、蓋ぎりぎりまでプリンが充填されている上に振りかけるには勇気がいるものだ。
『せっかくかけてもこぼすのでは…』と思ってしまう。
たかが3連プリンなのだが、母親になるとこうも選択肢が狭まるのかと我ながら驚いている。
余白が大事だなんて、子供がいなかったら考えることもなかったな。
これを書いた理由
もしこれから市販のプリンを開発する方がいて、容器の形状・充填の仕方について考える方がいたら、と思い、記しておきます。
小さめプリンは、フチまで充填しない方が良いかも!
幼児が食べるには手元がおぼつかないのでこぼす可能性あり、また大人の少食の方…例えばご老人なども余白があった方が食べやすいと思います。
…という二児の母の呟きでした。
容器ごと温めて完成させるタイプのプリンは余白作るの難しいんだろなあ、とは想像もしつつ。
しかしプリン…何歳になっても美味しいなあ。しみじみ。
※今回参考にさせていただいた3連プリンたち↓