七草がゆってなんで食べるの?鏡餅はいつ食べる?
季節の節目の日を「節句(節供)」といい、特に江戸時代に定着した五節句はいまでも行事として行われています。その五節句のひとつが、1月7日の人日(じんじつ)の節句です。正月行事を締めくくる日で、春の七草を入れたおかゆを食べると、一年のあいだ病気をしないといわれ、健康を願います。
お正月のご馳走に疲れた胃を休めるのにもいいですね。
春の七草とは?
芽生えたばかりの食べられる草には、生命力が宿ると信じられてきました。元々は旧暦の行事だったので、今の2月頃の植物が多いですね。
春の七草を刻み、おかゆに入れたものを、1月7日の朝に食べます。
一年の邪気を祓い、万病を除くと信じられています。
せり | 鉄分が多い |
なずな | ぺんぺん草。若い葉を食べる |
ごぎょう | 母子草。咳や痰を抑える効果がある |
はこべら | 栄養価が高く、たんぱく質を多く含む |
ほとけのざ | コオニタビラコ。 |
すずな | カブのこと。栄養価の高い若い葉を食べる |
すずしろ | 大根のこと。ビタミンAとCを多く含む若い葉を食べる |
鏡開きとは?
1月11日に神様にお供えした鏡餅をおろし、食べることで神様の力を体に取り込み、健康や家の繁栄を願います。
鏡餅は小さく砕きますが、「切る」「割る」は縁起が悪いので、「開く」という言葉で縁起をかつぎます。また、包丁は使わずに木づちなどで叩いて割り、手で小さくちぎり、雑煮やお汁粉、かき餅にします。
お汁粉 | 小豆あんを使った汁。食べやすい大きさに砕いた鏡餅を焼いて入れる。 |
かき餅 | 鏡餅を小さく砕き、2週間ほど天日干にしてから、油で揚げて塩や醤油をまぶす。 |
節分(2月3日頃)
節分とは、季節の変わる立春、立夏、立秋、立冬の前日のことです。季節が変わる節目の日という意味で、「節分」と呼びます。
旧暦では立春(2月4日頃)から新しい年になるので、2月の節分だけが特別な日として残りました。
節分には、悪い病気や魔物を祓う豆まきを行います。豆には、餅(米)と同じく昔から霊力が宿るといわれてきました。その力で、病気などをもたらす鬼を追い払うのです。
豆まきに炒った豆を使うのは、拾い忘れた豆から芽が出ると縁起が悪いからとされています。
節分の食べものって?
「福豆」を食べて、神様の力を取り込みます。恵方巻は、もとは関西から始まったもので、近年、全国に広まってきました。
福豆と福茶 | 節分用に炒った豆を福豆といい、年齢に一つ足した数を食べます。そうすると1年間、病気もケガもしないとされます。食べきれない場合は、福茶にして飲みます。 |
恵方巻 | その年の縁起のよい方角(恵方)を向いて太巻き寿司を食べると1年間病気をしないと言われています。また、端を切り揃えず、食べている間は話をしてはいけないとされています。 |




