皆さんは小さい頃、知育菓子を作って食べたことがあるだろうか。
私はそういうものを母親が買ってくれなかったので、(「これはお菓子じゃない、化学の結晶よ?」が口癖)
お祭りで強制的に貰ったねるねるね以外、食べたことがなかった。
今や知育菓子は進化して、粘土遊びのように作った後食べられるという。
大人になり、周りのママ友がおすすめしていたハンバーガー屋さんとやらを買って作ってみることにしたのだった。
ちなみに原材料を見れば、科学の結晶ではなく、ちゃんとした食材で作られているので安心して欲しい。
ポッピンクッキン ハンバーガーやさん
こちらのハンバーガーやさん、どうやらSNSでバズっていた時期があったようで、近所のスーパーでは売り切れが続いていた。
のだが、ある日お菓子のまちおかに入ると普通に売っていた。
5歳息子と自分用に二つ購入。
手先が不器用な息子なので、ちまちましたお菓子を作りながら指先を鍛えていって欲しいと思ったのだ。
ただ見て欲しい、難易度が5であることを。(画像の右下参照)
いざ作り始める時にまじまじ見て初めて気づいたので、時既に遅しだ。
が。
これを書いている今は知育菓子シリーズを数個作っていて、感想は…『どれも難易度そんな変わらん』
このハンバーガーは、レンジを使う工程があるので、難易度が高めになっていると思われる。
あまり気負わず挑戦してほしい。
出来上がりがこれ。
途中をすっとばす。
知育菓子は、ともかく袋から粉出して水で練って成形する…の繰り返し。
気が狂うほど粉を練りまくる。混ぜ混ぜする。成形する。ただそれだけだ。
手前が私で、奥が息子の作品だが、ほぼ見た目が変わらずにできて、子供も私も満足だった。
驚くのが味で、このハンバーガーやさんは味が本物に近いのだ。
味は甘いんだけど、香りはハンバーガー。ポテトもポテト味だ。
ハンバーガーに挟むケチャップなんかは、まさしく乾燥トマトパウダー味である。(ていうかそれに違いない)
トマト嫌いなはずの息子が美味しそうにそれのみをスプーンですくって食べており、思わずアメージング…と呟いたほどだ。お菓子の力ってすごい。
こうして初めての知育菓子は大成功に終わった。
不器用すぎて大量の袋をなかなか上手に切れなかった息子も「また作りたい!」と言ってくれた。
この知育菓子シリーズはスーパーだと300円以下といったところで手に入るが、普通のお菓子にはちょっと高い。
が、やっぱり自分で作ったものは格別な思いがあるのだろう、嬉しそうに完食していたのでプライスレスだ。
ただし、注意して欲しいのが作成時間である。
多分、大人一人だったら15分…ゆっくりやっても30分もあれば作れそうな気がするが、不器用な子供と併行して作ると1時間以上かかると思った方が良い。
おやつの時間に食べたいと思ったら14時には取り掛かるのがベストだ。
(16時半に食べる事になった自分への戒めである)
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